成形機J220ADは今朝から製造品をチェンジ。自社製品のバリバリサラダジャンボに移ります。
製品の変更で色も変更になります。
色変更ではすぐに量産スタートとはいきません。
色を調合(バッチ調整)してから量産スタート。
その前に成形機内のスクリューには前製品の素材が残っていて
色抜きをするため、次の素材、PP(ポリプロピレン)の廃材を入れ、色を出し切ります。
前の製品はグリーン系で
出てくる樹脂がグリーンから次の製品色の綺麗なナチュラル色になるまで出し切ります。
その後色を調合するのですが、
プラスチックの色を出すにはバッチという色の調合があります。
この製品ではマスターバッチ方式といって高濃度に着色した樹脂ペレットをナチュラル色のペレットと混ぜて調合する方式をとっています。
出したい色によって調合する割合があり
成形機のバッチ用ホッパーへ投入し、マスターバッチの投入回数を手動で入力。
1回の成形にマスターバッチを何回投入するかで色の濃さが決まります。
みごとにきれいな蓋が出てきました。
これで量産スタートとなります。
分かりづらいですが、ナチュラルからホワイトへと変わった水切り器のフタです。
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